健康悩み
2018.08.01

冷え性を食べ物で改善!カラダを温める・冷やす食べ物

多くの女性が悩む冷え性。食べ物から改善できると知っていても、実際にはなにを食べればいいの?と思っている方もいますよね。この記事では、体を温める食べ物・冷やす食べ物のほか、おすすめの調理法をご紹介します。

監修医師

監修 管理栄養士・料理家  磯村優貴恵

冷え性に役立つ飲み物

冬の寒い時期はもちろんのこと、夏でも冷房で冷えてしまったり、むくんでしまったり、冷えが常に気になってしまう…と悩む方は少なくありません。また、色々試すものの続かなかったり、一時的に温まっても根本的には改善されなかったりで悩みが解決されない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな冷え性を日常生活から改善するために、食事でできる簡単な改善方法をご紹介します。体を温める食べ物と冷やしてしまう食べ物を知り、ぜひ実践してみましょう。

冷え性とは

「冷え性」とは、その名の通り体の芯や末端が冷えているような感覚になる症状です。体温の低下が見られるわけではなく、あくまでも自覚症状としてあらわれます。そのため、西洋医学では冷えの明確な定義はなく、治療対象ではないのが現状です。

一方、東洋医学では冷え性を治療対象とし、独自の考え方に基づく改善方法が実践されています。その治療法の一つに、今回ご紹介する「食べ物の選び方」があります。

また、冷え性には大きく分けて4種類のタイプがあります。下半身が冷えるタイプ、末端が冷えるタイプ、内臓が冷えるタイプ、全身が冷えるタイプです。どんなタイプの悩みに対しても、体を温める食べ物をとることは欠かせません。まずは、冷え性の改善が期待できる食べ物を知ることからはじめましょう。

冷え性を改善に期待できる食べ物

東洋医学では、食べ物に対して以下のような考え方があります。

  • 体を温める食べ物【陽】
  • 体を冷やす食べ物【陰】
  • 陰陽のどちらにも当てはまらない食べ物【中庸】

【陰】の食べ物だから悪いというわけではなく、【陽】も【陰】もバランスよくとることが大切です。この考え方を理解したうえで、具体的に体を温める食べ物と冷やす食べ物を見分ける方法をご紹介します。

体を温める食べ物とその見分け方

東洋医学で「体を温める食べ物(陽)」とされているのは、以下のような食べ物です。また、日常生活で簡単に見極められるよう、色や産地、どんな見た目のものがあるかについてもご紹介します。

色の濃い食べ物
味噌、黒砂糖、黒豆 など
寒い土地で冬にとれる食べ物
たまねぎ、長ねぎ など
土の中で育つ食べ物
ごぼう、レンコン、ショウガ、かぶ など

体を冷やす食べ物とその見分け方

東洋医学で「体を冷やす食べ物(陰)」とされているのは、以下の食べ物があげられます。こちらも、日常生活で簡単に見極める方法をご紹介するので、冷え性に悩む方は食べすぎには注意しましょう。

色の薄い食べ物
白砂糖、白米 など
暖かい土地で夏にとれる食べ物
バナナ、パイナップル、スイカ など
土の上で育つ食べ物
きゅうり、トマト、ナス、ゴーヤ など

冷え性の方は意識しよう!食事での4つのポイント

冷え性の方は、食べ物に気をつけるだけではなく、その調理方法も意識してみましょう。調理にちょっとした工夫をするだけでも、体を温めることが期待できます。以下の4つのポイントを実践してみてください。

野菜は生でなく温める

食べ物は冷たいままでなく、温めて食べたほうが体も温まります。体を冷やすとされる陰の食べ物も、熱を加えることで陽になることも。野菜は冷たいままでも食べられるものが多いですが、冷え性の方は火を通して食べることが望ましいです。

薬味をプラスする

ショウガやシナモン、みょうが、ニンニク、ニラ、ネギなど、薬味には体を温める効果のあるものが多くあります。

中でも、手に入りやすく、使い勝手の良いショウガはおすすめです。お湯と蜂蜜で溶いたり、紅茶に混ぜたり、様々な料理の薬味としても使えます。ショウガオール、ジンゲロールなどのショウガの辛味成分には、血行促進効果があり、加熱により冷え性解消効果を高めることが期待できると言われています。

山椒、唐辛子など体を温める香辛料を使う

薬味だけではなく、香辛料にも体を温める効果のあるものが多いのでおすすめです。

例えば、山椒に含まれるサンショオールや、唐辛子に含まれるカプサイシンには、新陳代謝や発汗、血行を促す効果が期待できます。

料理にとろみを出す

とろみには温かさを閉じ込める働きがあります。一般的には片栗粉を使ってとろみ付けをしますが、体を温めて発汗を促す効果が期待できる「葛粉」がよりおすすめです。

まとめ

冷え性を治療対象とする東洋医学では、食べ物の選び方が重要です。バランスよく食べることを前提に、体を温めるには「陽」の食べ物を積極的にとるようにしましょう。さらに、調理では火を通したり、とろみで保温力をアップしたり、香辛料や薬味を上手に利用したりすることもおすすめです。冷え性に悩む方は、ぜひ実践してみてくださいね。

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